亡霊

揺れる木の下や 通りの向こう側 幽かに動く
眠る前の部屋 鏡の端にも ちらりと見えた

ああ 一度でも意識したら消えない影
頭の中 広がってく闇の色

もう君の姿に怯えてたくない もう君の言葉に怯えてたくない
ただそこにいるだけ 何もしないのに 何故囚われるの

どこにもいないのに どこにでもいる ほらそこにも
付け込まれるのは 心が弱いから それも知ってる

まとわりつく 足を掴まれ 重たくなる
あぁ 左だけ 耳鳴りにのせて囁いた

もう君の姿に怯えてたくない もう君の言葉に怯えてたくない
ただそこにいるだけ 何もしないのに 何故囚われるの

お化けなんてないさ お化けなんて嘘さ
寝ぼけてないのに見えた気がしても

お化けなんてないさ お化けなんて嘘さ
そこにあるのは挑めるチャンス
そこにあるのは成功のチャンス
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