コバルトの鼓動

朝靄に揺らめくスタートライン
狙い定め リスタート
キツく縛った靴紐から伝わる
確信めいたエナジー

点滅信号の音 高鳴る鼓動のように
号砲へと変わる瞬間に 世界は色を変える

瞬く空 刹那を切り取り
ここに生きる意味を与えてくれる奇跡
風を切って これから始める物語へ
力の限りに 抱きしめた約束と

立ち止まった過去にも意味があったと
言える そんな日が来るまで
立ち止まらずに精一杯足掻くのさ
明日へと向かうルーティン

弾む息の温度 冷たい空気払って
涙さえ乾くくらいの速さで
どこまでも 走れ

雲の切れ間 微かに光った希望だけじゃ
不安を消せない事もあった
それでもまだちゃんとこの脚で
ここに立ってる
だから恐れずに 前だけを見つめて

澄んだ青が 濁って馴染んで
繰り返す度に私は強くなった
季節を越え 何度でも新しい
自分に生まれ変われるから

翼広げて

瞬く空 刹那を紡いだ先に生きる
今の私が輝き出す
風を切って 眩い光の物語を
戦い続ける
あの日の夢と憧れと共に
変わることない約束を

輝く未来を
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