北挽歌

夜明け近く 電話が鳴り
何もいわず 切れた
思えばあれが おまえの
永遠(とわ)の訣別(わかれ) だったのか
風花舞う 湖に
誰もいない ボートがひとつ
遅すぎた遅すぎた 俺を待つように
揺れて 揺れて浮いてた

生きることに 張りつめてた
糸がいつか 切れた
そんなおまえに 気づかず
俺はバカな 男だよ
風花舞う 草原を
汽車に揺られ 小箱がひとつ
遅すぎた遅すぎた
俺を泣くように
北へ 北へ帰るよ

風花舞う 草原を
汽車に揺られ 小箱がひとつ
遅すぎた遅すぎた
俺を泣くように
北へ 北へ帰るよ
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