離れても

たった一夜(ひとよ)の 恋でもいいと
涙でこの胸 濡らしたお前
離すものかよ 離しはしない
今度逢う日を 降る雨に
約束したから 泣くのはおよし

細いうなじの ほつれげさえも
抱きしめたいけど 心がにぶる
忘れるものか 忘れはしない
だから強がり 云わないで
俺を信じて 待ってて欲しい

雨が止むまで 傍にいるから
涙を拭いたら 笑顔を見せて
二度と逢えない 別れじゃないさ
たとえ離れて 暮らしても
心はお前に 預けて行くよ
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