微熱

息を切らせて 廊下を走る
放課後のチャイムが鳴り響く
「走るな!」という 先生の声も
私の耳には届かないみたいだ

空の朱(あか)が眩しい
温かい光線が街を染め上げてく
待ちわびてた時間に
胸の奥がキュン!と高鳴る

届けたい気持ちはI miss you
今日もこの瞬間(とき)だけを待って
ゆらりと ふわりと
ドキドキを隠したつもりで
伝えたい気持ちはI love you
目と目を合わせてはにかんで
トキメク微熱は
どうしても止められない

格好付けても 変わりはしない
どう見られたい?とか考えて
誰が好きとか 聞き耳立てて
ググっては焦ったり嫉妬したり

眠る前に想う
恋をしてる時が一番と言うけど

明日告れば…なんて
決断する勇気を下さい

変わらない気持ちはI need you
切なさや不安もあるけど
くらりと ふらりと
微熱が頬を紅く染める
言えない気持ちただI love you
もっと傍にいれたらいいな
夢でも会えたら
熱は抑えられそうにない

寂しさが怖くなる時には
目を瞑って
今日までの出来事を
思い浮かべて…

変わらない気持ちはI need you
切なさや不安もあるけど
くらりと ふらりと
微熱が頬を紅く染める
伝えたい気持ちはI love you
目と目を合わせてはにかんで
ときめく微熱は
どうしても止められない
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