天・地・人

木(こ)の葉をくぐる 雨水も
いつか大河の 水となる
意地と情けと 腕っぷし
男の道を 真っしぐら
天を睨(にら)んで 大志に燃える
夢に雲呼ぶ 龍となれ

驕(おご)れるだけの 平家なら
負けて消えるさ 時代(とき)の常
拳あげるも 明日(あす)の為
男の道を 肌で知る
大地しっかり 杭打ち込んで
一瀉千里(いっしゃせんり)の 虎となれ

磨いて光る 石も有り
自然輝く 人もいる
実りの秋や 西東
男の道を 今も尚
人に諭(さと)して 笑った顔は
日の本一の 男伊達
×