ガラスのように飾らないで

ガラスのように 飾らないで
砕けるのも こわくないわ
たとえダイヤに なれなくても
あなた次第 輝けるから そっと抱き寄せて

オフィス街の 夕暮れ 人混みの中で
見かけた あなたの そばに
すきのない 憂いを 秘めた その横顔
私には 見せない 仕草

擦れ違った あの人の 香りを
“君にはまだ似合わないよ”って言わないで

ガラスのように 飾らないで
熱い思い 充たされない
どんな言葉も 泣きたくなる
追いかけても かなわないから あてのない ジェラシー

待ち合わせた ホーム 不器用な指で
あなたの 前髪にふれる

知らず知らず あの人の 仕草を
真似している こんな私を 見ないで

ガラスのように 飾らないで
砕けるのも こわくないわ
たとえダイヤに なれなくても
あなた次第 輝けるから そっと抱き寄せて

ガラスのように 飾らないで
熱い思い 充たされない
どんな言葉も 泣きたくなる
追いかけても かなわないから

ひとりきりでも 淋しくない
あざむいても Don't stop loving you
どんな涙も 見せたくない
あなた越えて きっと いつかは 大人になれるはず
×