ジェミニズ

星クズが 流れ落ちて
眠りつく街を飾り付けた
映る影 寂しそうに
今はポツリと揺れる

一つだけ 願う事は
甦る記憶全て消して
三回も 呟いても
叶いはしないくせに

宛のない この想いを きつく紐で結んで
やがてまた 終わる夜の 最終便飛び乗る

追憶の彼方には
キミはもういないのに
眩しすぎる
星がまた一つ
時を戻した

その目にも その現在にも
映り込むことはもうないかな?
この胸に 言い聞かせた
キミは幻の人

宛のない この想いを きつく紐で結んで
やがてまた 終わる夜の 最終便飛び乗る

追憶の彼方には
淡い記憶の欠片
確かに二人が
この空に包まれていたから

追憶の彼方には
キミはもういないから
眩しすぎる
星よまた一つ
時を戻して
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