キミの声

昼下がりにおはようと目覚めるような日が
ずっとこの先だって続くことを願ってた
映画のワンシーンみたいに上手くいくなんて
そんな甘くないことくらい わかってた

背を向けて寝ることも増えて
会話することも減ってしまって
いつしか辛いことの方が増えてた

好きだから別れ話を告げた
寂しかった辛くなってた
そっけないキミに
本当にキミが好きだったんだ
無意識に溢れ出す涙が 教えてた

本当に伝えたかった思いばかり
離れてから溢れ出すから虚しくなる
いっそのこと全てを忘れてしまえたなら
そう思えば思うほどきっと 蘇る

帰り道の交差点だって
夕暮れ時の黄昏だって
いつしかキミの面影を探していた

心の中にしまってた日々が
いつになっても時が経っても
あの日のままで残って
さよならなんてできずにいるんだ
聞きたい声を思い出さないように歩いてた

好きだから別れ話を告げた
寂しかった辛くなってた
そっけないキミに
本当にキミが好きだったんだ
無意識に溢れ出した涙が 教えてた
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