ゆるゆる

月を見ながら歌詞を書くと あなたの声を聞きたくなるのよ
ネットで探せば きっと見つかるけど
そうじゃない耳と頭の真ん中

バッドエンドのドラマ 観たくないな
かっこええの?悪いの?ってそれもう主観じゃん!

ただ幸福なシーンだけ残しておいて
固まった思考 ろうそくのように

あなたの前じゃ 隠してるけど
今日はなんだか 悪魔を見せてもいいかい?
わたしほんとは 嫌いばっかよ
だけどふたりのときは 気持ちがよくなっちゃって

憧れていた人が隣で コーヒー飲んで
喫茶店でさ 笑ってるなんて信じられるかい?

あんなに遠く感じていた会話も無理せずに
弾んじゃって ただ胸が踊るだけの夜だ

渡せなかった手紙の中身 離れてしまった友の話
あなたになんだか伝えてしまいそうなのは
いつかわかる日が来るってきっと言うから
ねぇ どうしてそんなふうに思えるんだろう
その想像力で何人の人を救ってきたんだろう
私利私欲や自己中な人ばかりだと
勝手に決めつけてたのは わたしだったんだね

あなたのまえで フードを取って
白いワンピで踊って見たくなった

そんなタイプじゃ わたしないけど
似合わなくてもいいじゃんって 笑って

次会うときまでにはもっと わたしかっこよくなってみせるね
質問ばかりの会話 きみに聞かれるのはいやじゃないよって
言ってくれてありがとうって 今度は手紙を渡すんだ
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