キルト

カーテンの隙間に 光が差した
柔らかなレースがゆれてた午後
なぜだか君を思い浮かべた
しなやかになびいてる姿がキレイ

今日もひとり帰り道 橙に染まって
今寂しいわけを ぼんやり考えてる

君の笑顔は 君の力で作られてきた
僕はうつむいて 新しい靴で立ち止まってる

柔らかにゆらゆらいつも悩んでる
君は美しい
進まない僕の心ばれないように
隅に隠れてた
一緒に帰ろうって言えたならば
笑うかな

放課後の廊下でいつも歌ってる
君に続きたい
夕方のチャイムは君の声を消して
遠く鳴っていた

毎日毎日繰り返してばかり
ぼくはいじけてた
照れながらの一歩を見透かした君は
いつも歌っていた
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