花は流れて

花は十九で 恋を知り
花は二十歳(はたち)で 愛に咲く
そして夜風に 散らされて
花は流れて 花は流れて
どこへ行く

どこへ行くにも あてがなく
あてがないから 夢もなく
誰も知らない 街角で
花は運命(さだめ)を 花は運命を
ひとり泣く

花は流れて どこへ行く
花はひとりで どこへ行く
どこへ行っても 幸せにゃ
巡り逢えぬと 巡り逢えぬと
知りながら
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