君を連れて

空に浮かんでいる満月が オレンジ色に
車を飛ばして 家路を急ぐ僕を照らす
たいして悪いことが ある訳じゃない
この日常に なぜか胸の奥が
どうしようもなくざわつくよ
確かなものなんて どこにもないと気づいてる
だけど僕は飽きもせず 探し続けてる
限りなくこの道が どこへとつながっていても
誰にも邪魔されないように 歩いていく君を連れて

空に飛ばした シャボン玉がほら また一つ
冴えない僕の一日と共に 消えていく
いい事ばかりを 期待するほどは 若くないけど
全てが手遅れに 思えて目を閉じた
確かな場所なんて たどり着けないと わかってる
だけど僕は立ち止まれず 歩き続けてる
だからせめて今だけは 君の声に包まれたい
誰にも邪魔されないように 歩いていく君を連れて

確かなものなんて どこにもないと気づいてる
だけど僕は飽きもせず 探し続けてる
限りなくこの道が どこへとつながっていても
誰にも邪魔されないように 歩いていく君を連れて
×