オリオン座

オリオン座を見るたびに 君の事を思い出す
冬の帰り道 早い夕暮れは 二人を闇に隠してくれた
行くあてもない僕達は いつも小さな公園の 街灯の下
照らされたベンチで 互いの体温 分け合ってた
君だけが僕の全て 若さはそんな嘘も 見抜けないまま
粉雪が街並みを隠して 僕等もこんな世界に
目を閉じたまま 抱き合ってた 遠いあの日々

いつも二人待ち合わせた
古いあの映画館も 今は新しい ビルに変わって
新しいストーリー 映し出してる
僕の夢をかなえること それが僕等の未来だった
そんな 幼い独りよがりで 君のことを見失ってた
君だけが僕の全て いつしかそんな嘘も 綻びてゆく
太陽が街並みを照らして 僕らもこんな世界に さらされていく
別々に歩き出したあの時
今も君は遠い場所で それなりの傷も負って
違う誰かと暮らしながら 強く生きてて欲しい

君だけが僕の全て 若さはそんな嘘も 見抜けないまま
粉雪が街並みを隠して 僕等もこんな世界に
目を閉じたまま 抱き合ってた 遠いあの日々
抱き合ってた 遠いあの日々
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