Blue Black

水で薄めたような
妙な目覚め
電気を点けて確かめる
なんとなくの存在
Blue Black
ペン先も言葉を失う

もう会えない友達のことや
とりかえしのつかないことばかり
思い出してるなんて

譜面のはじまりへ戻る
無意味に無防備に
コップの底に暮らしてる
今でも変わらず
手がかりのない轍を見つめたまま

あと少しのやさしさと言葉
伝えきれず時は過ぎてゆく

卵を割ってただ一点を見つめて

夢がコーダになだれこむ頃
もうじき次の列車もやって来る
なんとかなると声に出してみて
またいつかね元気でいてよね

もう雨なんて降らせない
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