風は心を 責める唄
雨は昔を 偲ぶ唄
雨と嵐に せめられて
唄が涙に 変る夜は
のぞく鏡が のぞく鏡が 怖ろしい

女ですもの 恋もした
たまにゃ死ぬほど ほれもした
それもいまでは 遠い夢
生きるもろさと 悲しさを
知った私に 知った私に 明日はない

泣いて涙の かわく時
人はほんとに 笑うもの
そんな言葉に 騙されて
女ごころに つけたシミ
誰が洗って 誰が洗って くれるやら
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