ツインテール

小さい頃から君のトレードマークだったツインテール
明るいキャラクターに合っていて好きだった
ふとした時の幼き頃の表情
僕だけが知ってる物語のようで嬉しかった

右へ左へと揺れて
僕ら 次の場所へ向かう

ツインテールの君が今日はやけに大人に見える
あどけないその顔に未来を重ねて
なぜか胸が苦しくなる
僕が生きてる世界と君が生きてゆく世界が
少しずつだけれど離れてゆくことが
僕には確かにわかっているんだ

夜風に揺れ その二つ重なるように
近づいて離れての繰り返し 続くと思っていた
ふとした時の大人のような眼差し
僕だけが知ってる君のことを思い出に変えてく

どんな時も一緒だと
僕は あの頃 信じていた

ツインテールの君はまだ気が付いてないけれど
一緒に笑ったこと 一緒に泣いたこと
その全ては過去に変わる
僕が見ている景色と君が見るだろう景色が
少し前を歩くせっかちな僕だから
違うと確かにわかっているんだ

どこかでまた出会えるなら別人のようになっていてよ
その時 今みたいな顔でこっちを見ないで

小さい頃から君のトレードマークだったツインテール
明るいキャラクターに合っていて好きだった

ツインテールの君が今日はやけに大人に見える
あどけないその顔に未来を重ねて
なぜか胸が苦しくなる
僕が生きてる世界と君が生きてゆく世界が
少しずつだけれど離れてゆくことが
僕には確かにわかっているんだ
少しずつだけれど離れてゆくことが
君にもいつかわかり始めるんだ
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