ハッピーエンドへの期待は

「残酷だったなぁ人生は」思っていたより
いま君に会って思いきり泣いてみたい

終わりは何も告げず始まった
朝が来ない部屋で燃やした恋も

このプライドや劣等じゃ闘えないと知る
どのくらいの無鉄砲が僕らには似合う?
また君のいない季節へ

「残酷だったなぁ人生は」思っていたより
いま君に会って思いきり泣いてみたい
どうにかなるはずさ どうにかなるはずさ
どうにもならなかった僕らの日々に名前は付けないで
思い出になるほど綺麗じゃないから

背広が似合わないと肩叩き笑い合った
あいつの猫背が急に恋しいぜ

「散々なんだよな人生は」わかっちゃいたけど
いまお前に会って話したいな 話したいよ
井の頭の夕陽は僕らの影を掴む
大人になりそびれた哀れな影たちを

終わりは何も告げず始まった
もう君のいない季節も選んでよかったとおもう
愛してるよ、ぜんぶ足りなかった毎日

どの夜のことを思い出してしまってもね
悲しくはないのだ
ハッピーエンドへの期待は捨てるなよ?どうか元気でね
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