蒼い嗚咽をもう一度

永遠のような夢をさまよって軋んだ心では
鈍痛に響く幾多の悲鳴を押し込められない

パッと消える怯弱な愛に縋ってはまた傷になる
きっともしも最後に願うならば、もう一度

吐きそうな量の群青があふれだして
枯れた今日を飲み込んでゆく
東雲の街に揺れる粉雪 誰も私を救えない
あの日見た流星はどこへ消えたの
緩やかに朽ち果てるなら、夜明けなどいらない

永遠のような夢をさまよって歪んだこの眼には
黎明に揺れる今日の蜃気楼が強く焼きついた

あっという間に巣食った幻に沈んではまた癖になる
酸に浮かぶハートが溶ける前に、もう一度

錆びついたこの運命が痛みだして
湿気た愛を蝕んでゆく
継ぎ接ぎの心を縫い合わせて 灯火に縋る白昼夢
あの日見た流星が私にとっての
見つからない最後のピースだとそう信じているだけ

歩き続けて涙枯れても覚めないけど
ただ目の前は蒼くて、まだもう一度、もう一度だけ

吐きそうな量の群青があふれだして
褪せたノームを穿ってゆく
東雲の街に揺れる粉雪 誰も私を笑えない
あの日見た流星はどこへ消えたの
何もかも蒼に染めたなら、答えなどいらない
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