Blue Drive

流れてゆくヘッドライト
霧雨を照らしてく
まだ見えない曲がり角の向こう
見つめた

揺れるシート
ふたりから
未来なんて 奪えない
砂時計のようにそっと
雨音が響いてる

あなたの孤独も
わたしの弱さもきっと
誰にも救えない
でもひとりじゃない
それだけが

胸の奥を強くする
景色さえも解いてく
窓越しに昨日がそっと
過ぎて今日に変わる

怖がらないで
真夜中は今 ふたりのためのもの

乗せて ブルードライブ
はぐれそうになった
今までの全ては
あなたに辿り着いた日から
一本の線のように意味になったの

手を離さないで
誰も見えないの
わたしたちの道は
たとえうしろ指差されても
信じられる光のほうへ 進むの

波風も立たない
凪にいるみたいだわ
小さな絶望さえも今はただ
見送れる

乗せて ブルードライブ
塵のように見えた
今までの全ては
あなたに触れたあの時から
地に足がついたように過去になったの

手を離さないで
誰も知らないの
わたしたちの道は
たとえうしろ指差されても
信じられる光のほうへ 進むの

このまま そばにいて

流れてゆくヘッドライト
横顔を照らしてく
まだ見えない曲がり角の向こう
見つめた
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