Private Beach

都会に落ちたイヤリング
恋の数だけ踏まれて
こんな晴れた日にどこにいるのかな

ペットボトルもコーヒーマグも
よう飲み切らんあなたに
分かることばっかりでがっかり
繋いだ手振りほどくように

服を着たダックスフンド
それを待つ軽自動車の考えることなんか
さっぱり
手についた砂払うように

恋の有機現場 ざらついた服の上
きらきら舞い戻って
奇跡みたいに散らばる

運命の話を大袈後に囁いて
今は魔法も解けて
辛いものなら もうなんでも美味しい

つかぬことでも憂さ晴らしでも
錆びついたハートが痺れるほどの

服を着たダックスフンド
それを見る軽自動車の思いつくことなんか
やっぱり
手についた砂払うように

Why do you do remember?
ざらついた服の上
きらきら舞い戻って
奇跡みたいに散らばる

運命の話を大袈後に囁いて
今となってしまえば、もう
甘いものでも もうなんでも美味しい

ハワイの砂の色 恋の模様
いつかつくったお城のこと
もう忘れちゃっていいの
あの日落とした耳飾りのことも
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