-戦国の風雲児-明智光秀

妖雲(よううん)渦巻(うずま)く 戦国の世に
天地を揺るがす 下克上(げこくじょう)
討つは信長 本能寺
次代(じだい)につなぐ 捨て石に
なるを覚悟(かくご)の 桔梗紋(ききょうもん)
あゝ光秀は
誠(まこと) 華(はな)ある風雲児

主上(じゅじょう)の非情(ひじょう)は 亂雲(らんうん)を生(しょう)じ
争臣(そうしん)は決断(けつだん)して 公君(こうくん)を討(う)つ
能狼(のうろう)も衆邪(しゅうや)の犬(いぬ)には敵(てき)し難(がた)く
無覇(むは)の誠心(せいしん)は 莠薫(ゆうくん)を超(こ)ゆる

三日天下(みっかてんか)と 笑(わら)わば笑え
戦乱の世を 終息(しゅうそく)に
導(みちび)く為に 打(う)つ楔(くさび)
続け秀吉 家康と
泉下(せんか)で激(げき)を 飛ばす人
あゝ光秀は
誠 華ある風雲児
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