花のドイリー

君なら誰のために歌うの?
空は道作るため 雨を歌っているよ
はるか向こうに 咲く黄色
波かきわけて ゆけるかな
それは魔法 みたいな風
花びら 次々と 咲き乱れゆくのよ

ねぇ だって 私は 何でもないたった一つの実よ
闇が空を覆うよ 生まれる花のために
触れてみたいの 揺れる風
涙なくして ゆけるかな

咲き誇れよ 花 風に舞え
花びらは道しるべに
今だよ 目指そう あの場所を
小さい手で海かきわけ
たどりついたのなら 花を咲かせよう

素晴らしい時間を (君に問うとして)
美しい画面を (そこに行こうとして)
残しておきたいの (君も連れていくの)
探していきたいの

裸足になると じわじわするの
生きてるみたい
見つけてね。私を

枯れてしまえば 土にほどけて またね
花を見つけてほしい
君の希望にいつかはなれるはずだわ
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