ポニーテールをほどいた君を見た

朝の電車の中 探した
いつも気になってた横顔
あの制服は厳しい女子高
そばには近づけなくて…
黒いヘアゴムでしっかりと束ねた見た目も
心も堅そう
あと何年か 歳月(とき)が経てば
話しかけられるか?

ある夜 偶然 会ったんだ
思いがけず 線路沿いの道で

ポニーテールをほどいた君を見たよ
青い月の明かり 浮かび上がる美しい天使
僕が知ってる君とは 全然違ってたんだ
長い髪 掻き上げて
微笑む瞳は 何を誘うの?

ずっと思っていたイメージ
きっと内向的な性格
触れてしまったら壊れる気がして
ここでそっと見守った
空の月だって本当は凸凹(でこぼこ)している
普通の星だよ
人が勝手にロマンティックな
夢を見てるだけ

二人 踏切の手前で
すれ違って 何か感じ合った

ポニーテールをしてない君も好きだ
重い金のティアラ そっと脱いだ自由なお姫様
何に縛られてたのか 君らしければいいんだ
別人のようだけど
どういう君だって 目を離せない

僕に気づいてくれたのか
それだけでも胸がキュンとするよ

ポニーテールをしてても してなくても
君のその瞳もそのハートも 全部 大好きだ

ポニーテールをほどいた君を見たよ
青い月の明かり 浮かび上がる美しい天使
僕が知ってる君とは 全然違ってたんだ
長い髪 掻き上げて
微笑む瞳は 何を誘うの?
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