よさこい演歌

時化(しけ)て暴れる 黒潮よりも
土佐のいごっそう 心は熱い
地酒 一本 あぐらに 抱けば
夢は千里(せんり)の 海をゆく
近いぜよ 男の夜明け
歌え男の よさこい演歌

鰹焼かせりゃ 誰にも負けぬ
土佐のはちきん 恋女房よ
うちはほんまに しあわせ者(もん)と
苦労かくして えびす顔
泣けるぜよ 両(りょう)の手叩き
歌え男の よさこい演歌

引けば済むのを 引けずに押して
澱(よど)む世間に 波風(なみかぜ)立てる
いつか日本を 揺さぶるような
俺も龍馬になりたくて
燃えるぜよ 男の意地が
歌え男の よさこい演歌
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