地図

明日の意味を探したくて
一人の夜を越えたくて
いつか見た夢の続きは
どこにあるんだろう

午前0時 いつもと同じ
真っ白な模様を見ながら
どうしようもないほど不安になってた
ちっぽけな自分に サヨナラ

バランス崩す時だってあるから
キズは気づかないフリして
何度も何度でも 繰り返して
助走つけて走るんだ

スタートラインはいつだって
自分の手で描けるって
「いつから」なんて誰かが分かる筈もない
靴の紐が解けたって
進み方を忘れたって
今も君だけの地図は
胸にあるんだよ

幼い頃に見た夢は
あんなに輝いて見えたのに
どうして大人は 否定するんだろう
つまらない時分は ごめんだな

ポケットに入らないくらいの
希望を沢山詰め込んで
どこでもどこまでも 続く先へ
手を伸ばして掴むんだ

傷だらけの想いだって
泥まみれの願いだって
いつかはきっと乗り越える約束になる
ゴールテープが無くたって
進むレールに意味があって
今、気づけばほら 辿る足跡 道標

忘れられない涙空 踵擦り減った帰り道
悔しさ滲む日々でさえも
その全てが宝物だと 答えてくれる
強さに変わっていく 光照らされた夜空

スタートラインはいつだって
自分の手で描けるって
「いつから」なんて誰かが分かる筈もない
ゴールテープが無くたって
進むレールに意味があって
今、気づけばほら 辿る足跡 道標

今も君だけの地図は胸にあるんだよ
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