アンノウン・モーニング

雨の止まない最果ての夜も世界は回り
窓をつたって弾けた光の欠片が舞い踊る

形のない月をなぞりながら答えを探す
「誰がために鐘は鳴る」
外国の映画のように

刹那の時を山ほど重ねて在る現在地
迷路をいくつも抜けては
風に導かれ辿り着いた

反射する思い出と
混ざり合った明日のイメージ
ぼくはここで歌ってる
思い切り誇れ 自己の証明

さあ 声を聞かせてくれ
まだ知らぬぼくを迎えにいこう
世界はとても美しい
二度とない朝へ遊びにいこう
その手で掴め ストーリー

地図を無くした
鳴らない電話も慣れてしまった
絶望によく似た希望
そうだ ここからが自分次第

歪な時代なら尚更まだ進んでいたいんだ
きみはここで踊ってる
それ以外何もいらないよ

さあ 心燃やしていけ
鮮やかな景色を描いてみよう
世界はときに厳しい
ありふれた日々を超えていこうよ

不可逆のモーメント
いらないもの全部捨てたら
今日の残滓が溶けていって
ぼくと混ざる

やあ 旅の始まりだよ
新しい朝へ 1、2、3

さあ 声を聞かせてくれ
まだ知らぬぼくを迎えにいこう
世界はとても美しい
二度とない朝へ遊びにいこう

その手で掴め ストーリーを!

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