ダフネ

傘もささず 空が舞い落ちてゆく
またあなたを思い出す
ぶら下げてゆく 諦めの悪さを
季節を肩に残して

許せなかった記憶
からかい合った幼さも
触れることのできない幻になる

今も忘れないあの道で
出会う夢 今日もここにある

風が運ぶ 君の欠片の香りが
どこまでも 空に続いている

扉の奥 そこにあった笑顔は
冷たい小さな花に

許し合った記憶
届きそうな思い出も
もう触れることはできない 幻とゆく

今も忘れない面影に
出会うたび 今日も重ねている

風が運ぶ 君の欠片の香りが
どこまでも 空に続いている

今も忘れないその愛で
出会うため 今日もここにいる

風が運ぶ 君の欠片の香りが
どこまでも 空に続いてる…
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