UNDER LAND

地下鉄のホームの風
涅色、やけに強い風

アルケミストのようにしてまだ
地上への出口を探している

見かけなくなったあの人なら
抜け出して光を掴んだわ

どっかで持て余してる君の
愛を数滴でもいいから ねえ

もしかしたら近くにいるの?
今更なんて言わないで
この地の上で待っていて欲しい
光の方で待ち合わせ

そうね名付けるならばUNDER LAND
どんなに軽快な歌を鳴らしても

私にまとわりついた風は
凍りつく吹雪よりも邪魔で

今すぐほら遠くへ行こう
終電なんて言わないで
太陽が在るというまちへ
光の方へ地上まで
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