流星群

子供の頃は 泣き虫だった 学校帰りの でこぼこ道で
転んでは よく泣いたな 不意に 思い出す
眠れない夜は あの頃を ふり向いてみるのもいい
走り続けた人生を ゆっくりと噛み締めて

暗い 暗い 心に
想い出が 降りしきる
星の ように きらめいて
想い出が 降りしきる
そうさ 暗闇だからこそ 見えるものもあるさ

故郷なんて 捨ててもいいやと 上京してから 何年だろう
離れて こんなに大切だって 今では よくわかる
気の強い母も 気が付けば 小さく小さくなり
叱ってくれる人がいた 倖せを噛み締める

暗い 暗い 心に
想い出が 降りしきる
やがて それは 流星群
想い出が 降りしきる
そうさ 無数の想い出に 支えられて生きる
そうさ あなたの想い出に 支えられて生きる
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