アウフヘーベン

「いつまで其処に居る」
耳に入る声
振り返っても
其処には居ないのでしょう
思い出も誰かと
埋めて行くのかと考えたら
とてもとても悲しいな

夜落とし夢見せた
目覚めの口内は胃液の味
夢も現実もいつも大きくさせる

街は進み絵空事と笑った
ただ幸せになりたい
だけなのにな
変わらずに輝くのが良いな
ずっと欲しがれるかな
まつげ触れ合うあの距離を

このまま何処にも
行けない事に気付いた

街は進み絵空事と笑った
ただ幸せになりたい
だけなのにな
変わらずに輝くのが良いな
ずっと欲しがれるかな
まつ毛触れ合うあの距離を
変わらず光溢れるこの場所で
×