キャロル

一体さ、僕は何を信じたらいいのかわからないよ
近くはないが、同じ昨日に起きたニュースの真相は曖昧にして
みんな違う話をしてる

スーパーヒーローになって、奇跡のドア開いて
遠くの街の彼も、隣の君のことも
同じ強さでハグして大丈夫だって笑って
寂しい夜があればいつだって飛んでゆく
なんて、言えたらな
白い息を吐いた、街に溶けて消えた

ねえ、サンタクロース教えて、奇跡は僕にも起こるかい?
泣いてる子供達も、不安な君のことも
同じ強さでハグして大丈夫だって笑って
小さな道標を彼らの枕元に

一体さ、僕は何を話したらいいのかわからないよ
あの日の後悔に何度も目を閉じるけど
みんな違う世界を見てる

眠れない僕ら、一人の夜にはキャンドルの灯り点して歌えば
心に描いた大きな地図があなたの窓まで繋いでくれる
そんな、お伽話
声が聞こえた気がした、街に溶けて消えた

あたたかな夢の中へ
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