夕焼け町3丁目

三年前の春わずかな荷物かかえて
この街の駅で降りた夢を胸に
「何でもやれるぜ」と訳もなく思えたんだ
恐いものも無かったよ金もなかったけれど

渇いたビル風に叩かれ 俺達笑わなくなったよな
狭い空を見上げてる そうだ それでもやるんだ

夕焼け空の下 真っ赤っかの俺達には
燃えてる明日が きっと待ってるゼ

寂しくなっちゃって逃げ出したくなる夜は
出しもしない手紙など書いてみるが
故郷もいつしか知らない町に思えて
「帰る場所もなくしたか…」独りつぶやく俺さ

渦巻く人波に呑まれて 俺達唄わなくなったよな
失すものが多すぎる でもさ それでもやるんだ

夕焼け空の下 真っ赤っかのこの街にも
燃えてる明日が きっとやってくる

渇いたビル風に叩かれ 俺達笑わなくなったよな
狭い空を見上げてる そうだ それでもやるんだ

夕焼け空の下 真っ赤っかの俺達には
燃えてる明日が きっと待ってるゼ
きっと待ってるゼ きっと待ってるゼ
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