深呼汲

見上げた ビルの街
心が 欠けてゆく
おいてけぼりな 自分を
拒むの

雨音で
滲む 未来に
はじまりの夕日を

空に包まれて習う
もっと自由に泳いで良いんだと
探すメモリー
黄昏時 息継ぎする
光芒(ひかり)が 見えるよ

惑わせる 心無い手を
振り切ってきたけど

夜に包まれて想う
拭い数えた もういいかい?と
探すメモリー
黄昏時 息継ぎする
光芒(ひかり)が 見えるよ

昨日と明日 溶け合う“今”
正しさ で選ぶことよりも
あの日の この目が
何を信じ 離さなかったか

迷い逸れたら
辿って 軌跡(あしあと)を
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