つよがり

もう 行かなくちゃね
改札前 そっと手を離して
ああ 溢れそうな
言葉たちは 胸に閉じ込めたまま

寂しそうな 顔みせたなら
優しいあなたは 迷ってしまうから

夢を追いかける瞳
その輝きを ずっと見ていた
誰よりも 信じてるの
どこまでも行けるわ あなたなら

さよなら 今日からひとり
私の道を 歩いてゆくの
その先に いつかふたり
また巡り逢う未来を 祈って

ねぇ 覚えている?
沈む夕日眺め 話したこと
あぁ 眩しかった
子どものように笑う その横顔が

大それた 夢物語
茶化さないでずっと 聞いてくれた人

新たな旅のはじまり
たとえ遠く 離れたとしても
どこまでも 続く空を
見上げてあなたを 想うことで

たとえば どんなに苦しい
今も ちゃんと乗りこえてゆける
「おかえり」と言える日には
あなたに誇れる私でありたい

もしもあのとき たったひと言
「行かないで」と伝えられたなら…
だけど 強がりは いつか強さに
変わると 信じてるから

夢を追いかける瞳
そこに映る世界は綺麗で
不確かな 明日(あす)もきっと
希望が待っている そう思えるの

さよなら 今日からひとり
私の道を 歩いてゆくの
その先に いつかふたり
また巡り逢う未来を 祈って
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