虹ノ湊

海の音を置き去りにして 始まった僕らの恋は
都会より澄んだ空気 風景といえば聞こえはいいな
何もないが 愛はあった だけど皆んな無い物ねだった

自転車のペダルを漕いで 駆け出した行先なんて
どこでも良くて誰がいてってのが重要だった
つまり皆んな浮かされてるんだ 赤く火照った提灯のような

冷静を保ってたって 夏は異常 砂浜に公園
すれ違う人たちが 愛を持ち合わせる

妖怪幽霊も協力 肝試しよりも運試し同然
夢心地に釣った風船が パンと弾けてく

feeling summer night まだ終われない 追いかけてく愛 なぜ届かない
湿る手 乾く汗 潤む目に夢の跡 このままでもいいと思っても
feeling summer night まだ終われない 追いかけてく愛 なぜ届かない
すれ違う数 愛してた夏 続いてくはず これからもあぁずっと

駅前の露店 好物の甘い甘い香りがする飴を頬張り
ただいま打ち上がりそうな花火に 気づかないふりをするんだ
意味はないと分かっているのに また駆け引き 懲りてないな

人生がもし2回あるのなら 今のままでもいいだけど
そうじゃないどうしたい 悩ます頭を抱えて

feeling summer night まだ終われない 追いかけてく愛 なぜ届かない
湿る手 乾く汗 潤む目に夢の跡 このままでもいいと思っても
feeling summer night まだ終われない 追いかけてく愛 なぜ届かない
すれ違う数 愛してた夏 続いてくはず これからもあぁずっと

青春の1ページ的なもん 2度とないこの日さえ溶けてく
3号線の上風を切って 熱い視線交わし交わされてく

宿題もやらなくていいや ステップ踏むように愛を繋げ出す
チェーンが外れて押し歩く2人 距離はこれ以上縮まりやしない

feeling summer night まだ終われない 追いかけてく愛 なぜ届かない
湿る手 乾く汗 潤む目に夢の跡 このままでもいいと思っても
feeling summer night まだ終われない 追いかけてく愛 なぜ届かない
すれ違う数 愛してた夏 続いてくはず これからもあぁずっと
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