かかとをあげて

タイムマシーンに乗れたら、どこをやり直したい?
あの人と別れた朝? 夢に見切りつけた日?
「あの時、もしもあの道に進んでいたなら…」
なんてたまに鏡の前、考えたりする。

ビルの隙間、自分の居場所を問いかけた昨日
『続けること』 そこで見えてくる明日があると、
まだ私、信じているから。

かかとをあげよう 『今』の自分に期待しよう。
見える景色ほら、5cm 高くなったら、深呼吸!

「大きすぎる夢だ」とか、「今からじゃ遅い」とか
私もね、時々怖くなるけれど

無理にジャンプする必要はないの、自分のペースでいい。
遠くを見ながら、地に足をつけて 10年後の未来を創造していくんだ。

かかとをあげたら、春の空に5cm近い
桜が舞い散る あの卒業式の日と同じように

タンスの奥に、眠っていたアルバム
静かに 1つページをめくったんだ
その隙間から落ちた紙切れ 自分にしか言えなかった15歳の夢たち。

かかとをあげよう どんな自分になりたいのか。
その答えはそう、心が知っているから。

かかとをあげよう 『今』の自分に期待しよう。
明日は今日よりいい日に決まってるさ。さぁ行こう。
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