Kids

驚かされた子供みたいに
目をまるくするばっかりで 僕らは
必死で泣かないようにぎゅっと
袖を噛んでしまう
汚いよって怒られても

古い歌は僕らに別れを告げ
見慣れない明日に誘う こわいけど
君がいるから目をこすって
新しい歌を 思いつくままに君にふきこむ

聞いてくれ僕の声を
欺瞞に満ちたイデオロギー
僕らの間だけの嘘

笑えなくても進んでいる
わかるだろう
冗談混じりでキスだってするよ
なだれこんでくる人の波を泳いで
馬鹿げた色の未来をみつけよう

したいことでいっぱいの子供みたいに
目を閉じても眠れない 僕らは
笑いを堪えて静かにして
窓の外からの 世界の音に耳をすませる

庭の花が夜風に吹かれて揺れ
新しい曲を歌う 聞こえるよ
雨がふらなきゃ水をやろう 僕の飲む分も
求めた分だけ君にあげたい

信じて僕のこと
疑問に満ちたその瞳
僕らの間だけのサイン

見通せなくても続いていく
わかるだろう
冗談まじりで“見える”って言うよ
延々広がる未知の闇を泳いで
ここだと思う場所をみつけよう

大人になれずにいるんだったら
わかるだろう
世界の色は自分で選べるよ
立ち塞がる真っ黒の上に塗りたくって
馬鹿げた色の明日に変えて

笑えるのなら進んでいる
わかるだろう
冗談だらけさキスだってするよ
色付きすぎた花咲く道を泳いで
矛盾するすべてを抱きしめにいこう

僕らだけの生き方をみつけよう
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