瞼とオレンジ色

ひらひらとした一切れの夢
見え隠れして今日もまた過ぎ
いつまで経っても大人になれない
同じ日々を繰り返し

そんな弱い自分が嫌いで
強くなることはもう無理だと感じた
飽き飽きした

ため息を吐いて
ため息を吐いて
ため息を吐いて
ため息を吐いて

ゆらゆらとした時間が走る
また今日も朝がきてしまった
ひとひらの夢は儚く散った
この幸せは夢だった

ため息を吐いて
ため息を吐いて
ため息を吐いて
ため息を吐いて

瞼に落ちたオレンジ色は
世界をまるで悟っているようだ
想像よりも世界は美しいみたい
世界は明るい
未来よ輝いていて
輝け
輝け
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