左腕◇ポエジー

彼女の左ウデで伸び縮みする、
ほりたてのブルー。
ラフレシア、浴ソウで揺れた。
ギンギラってする。クラクラってする。
枯れないんだね...
はれてるのはそこの細胞が...
「熱を持ったからじゃ、ないよ。」
....じゃあ?
はらら...生命に酔うんだ。
な?な?な?な?な?な?...

僕がいる。左腕に刻んでった。
そんな悪かないぜ。
虚空をえぐりとった。
トゥルル...
肩から→指先の時差をゆくんだ。
スロウな動作で。
静脈は根のように、
よれ、からまって
心ゾウに着いた。
ほんの少し泣いてしまう。
なんだかうれしくなって...
はらら。

彼女のウデをつかんだ。
ねじ曲がるブルー。
ちょっぴり切ない。
ラフレシア、痣にも見えた。
夕ぐれには、日蝕に見えた。どっかの宇宙の様
強く発音した。強く発音した。
強く発音した。理解した。

はらら...永遠て嫌い...
な?な?な?な?...

僕がいる。左腕に刻んでった。
笑い方を編み出す...
「とりあえず教えて?ほっぺたをどうすんの?」
理解した
スロウな動作で、ぎこちない笑顔。
「生命。」
僕、おもわずふきだした。
ラフレシア ゆらめいた。
なんだかうれしくなってしまう。
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