M42

記憶の底にある
冬の星座よりも
聞こえてくるのはママ
あなたの声だった

異常が日常になり
銃声がソナタのように
聞こえ始めたから
僕は歌うことにした

鏡の中の僕の
目は黄色く濁ってた
ムラサキのメガネで
ごまかすことにした

異常が日常になり
それは違うってことを
誰かに言わなくちゃ
僕は歌うことにした

大気圏の上から
何かが降ったよ
僕は流れ星
キレイだと思ってた

記憶の底にある
冬の星座よりも
聞こえてくるのはママ
あなたの声だった
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