星の少年

影はいつも 仲良しで
あの時も いつだって一緒さ

廃車ちょっと前の 白いヴァイオレットで
バス停で待つ君を 今迎えにゆくよ
あの煙突から 右に流れてゆく
煙は雲になる
そこから雨が降りしきったら
虹がかかった その先にいこう
ああ少年は星になったよ
冬が来る度きらめく星に

サンズの川の向こうで あいつが手を振った
お前はまだそこで苦しんでいるのかと
団地の裏の裏 半分埋められて
お前は死んでたよ
俺はまだまだ ここでやること
ありすぎるから 生きるしかない
サンズの川の向こう行ったら
またケンカゴマ 飯までやろう
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