一番星より

痩せてやつれた か細い君の肩
僕は花びらになり ふわり しがみついた
ほのかな香りは 昔のままに
楽しい暮らしを 思い出してる
君が淋しく ならないように
日暮れに かがやく一番星

君を残して ひとりの旅支度
「ついて来るんじゃない」と 橋を揺らしたのは
幸せつかめと 思うあまりさ…
ちょっぴりやきもち 焼きそうだけど
次の世もまた 逢えますように
静寂(しじま)に 聞いてる百八つ(ひゃくやっつ)

次のお盆には かならず帰るから
泣いてうつ向いてたら 見失うじゃないか
涙を拭いたら 空を見上げて
素敵な笑顔を 見せておくれよ
今はこんなに 離れていても
日暮れに かがやく一番星
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