生活を愛せるようになるまで

夢から覚めたようにただ怯えてる
しあわせって知ってる?
少しずつ沈む よいの海
つきあかりが足元まで

生きていくこと やめられないよな
最近気づいた 浅瀬で溺れ続けていたこと
何度体を起こせど 揺れる月明かりの方へ
膝下まで濡れる

砂浜で笑い声が聴こえる
そこにいけるならいきたいよ
ほんとのこころだけ、やわくて手にあまる
不器用ないきものたち

生活を愛せるようになるまで
僕らは生きていけばいい
生きていればいいからさ
抱きしめることだけ忘れないで
どこにもいけない どこまででもいける
毎日はそういうこと だから

だってさ、生きづらいままで歩くから
ざぶん と潜るひとだらけ
甘い水を一口
二日酔いばかりで何も進んでいかない

これ以上ない幸せで溢れてしまって壊れそう、
指の数で足りるような一瞬を重ねて あなたを抱きしめられますように!

沈み込んだわたしの口から
逃げていくように浮かぶ泡
水面の一番綺麗なところで
ぱちんと割れておくれ
それを見て 綺麗と言って、
きっと君だけの素敵な日々を過ごしておくれ

生活を、生活を愛せるようになるまで!
僕らは生きていけばいい、生きていればいいからさ
抱きしめることだけ忘れないで
どこにもいけない、どこまででもいける
毎日はそういうこと!
ずっと、何年も何年も、素敵な日々であったと言って
最期に安堵できますように
愛したらいいよ、きっといい
正しい尺度はどこにもないから
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