二時から四時の昼下り

地下鉄駅の階段のぼって 街に出て
見上げるビルの時計の針は いつでも2時
ああ きょうもまた あなたの
ああ 燃える手に 抱かれる
ああ つかの間のこの時 私は生きてる
さめたコーヒー あなたと並んで飲みながら
窓から外を 見てると走る車
昼下りの恋よ

地下鉄駅の階段降りて ホームに立つ
壁にかかった時計の針は いつでも4時
ああ きょうもまた あなたの
ああ 口づけの名残りを
ああ かみしめる わたしのうつろな心よ
闇をつらぬく光が すれちがい消えゆく
窓のガラスに 私の顔が映る
昼下りの恋よ
×