BRUNCH

いつもの昼下りに いつもと違う店で
流れる人の波を ほほづえついたままで
そびえるビルの谷間 吹き下ろす風をうけて
舞い上がれ 真昼の夢
わずかな時の中へ連れ出す

今なら いつもよりうまく笑える
素敵な 午後の都会がひろがるよ

手のひらにコイン一つ あなたに電話をしないで
これからを占うなら 答はいつもGroomy
時計が気にならずに いつもをすごせたなら
あなたもきっと気付く わずかな心のすきまに

今だけ 全て忘れていたいから
この店 出て行くまでのひとときを

いそいだ朝の後の ひとときの安らぎに
かすかな夏の気配 コーヒーカップの中にのこして

今なら いつもよりうまく笑える
素敵な 午後の都会がひろがるよ

今だけ 全て忘れていたいから
この店 出て行くまでのひとときを

今なら……
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