うた の こども

思いと旋律が 出逢って言葉になり
生まれた うたのこども達 愛すべきもの

うたのこども達 さあ 巣立ってお行き
私の思いの 窓を開け放して
人はみな 孤独だから
寄り添って おやり
必要とされた その時に
命、輝きだす

うたのこども達 小さくてもいい
それが君らしさと わかっているからね
誰かが 一人でも
口ずさんで くれた時
あの頃の ときめきを君は
きっと 連れて来るね

うたのこども達 生き続けておくれ
私が知らない 遠い明日の日々も
ひと粒の雨が 池に降りて
波紋を広げ 行くような
ひと滴でいい ひと滴でいい
愛すべき もの
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