Bicycle

草むらにブレーキかけて放っぽり投げた
タイヤごと青空向いて寝そべった
カラカラとチェーンの音と
笑い声交じってた

跨がればどこまでも遠くへ行けるような気がした
サドルが擦り切れても関係なかった
大事なものをいつもずっと乗っけてた

真っ白な眩しい日差し
まるであの頃のまま

Bicycle
今日からまた漕ぎ出せばいい
Bicycle
自分の脚でしか 進まない
もどかしく歯痒い人生を
踏みしめて
一回転 一回転 一回転

大きな背中のトラックを追いかけた
何の言葉も残さずにいってしまった
まだあなたを超えられずにいます

地図さえ必要ない自由で輝いた道と
時計を知らない無限の時を
一緒にいるだけで感じてた

まっさらな雲が一つ
また生まれてくる ほら

Bicycle
今日からまた漕ぎ出せばいい
Bicycle
自分で選ぶから かけがえない
もどかしく歯痒い人生を
抱きしめて
一回転 一回転 一回転

風を切って
虹を越えて

Bicycle
今日からまた漕ぎ出せばいい
Bicycle
自分の脚でしか 進まない
もどかしく歯痒い人生を
踏みしめて
何回転でも

Bicycle
今日からまた漕ぎ出せばいい
Bicycle
自分で選ぶから かけがえない
もどかしく歯痒い人生を
抱きしめて
一回転 一回転 一回転
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