シンギングマシーン

あいつはシンギングマシーン
流れる汗を拭きもしないで
愛しい人でも抱くように
手からマイクをはなさない
踏み鳴らす床は破れて
かき鳴らす糸は切れても
その歌は止まらないさ
その声は響き続ける
あいつはシンギングマシーン
あいつはシンギングマシーン
歌ってさえいりゃご機嫌なのさ

あいつはシンギングマシーン
可愛い人がそばにいる時
自然にボリュウム上がるのは
しかたないだろ男だから
頭から足の先まで
メロディがつまっているのさ
その歌で君を酔わせて
盗むのさ君の心
あいつはシンギングマシーン
あいつはシンギングマシーン
涙を知ってる若者なのさ

歌ならばどんな歌でも
リクエスト受けてくれるさ
タイトルを言ってごらんよ
オーケーと指を鳴らすさ
あいつはシンギングマシーン
あいつはシンギングマシーン
歌ってさえいりゃご機嫌なのさ
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