男よ眠れ

男よ静かに 静かに眠れ
そんなに人肌 恋しいならば
心に詫びる 子守唄
枕を抱いて 眠ればいいよ

ねんねんころり さあ ねんね
幾つになっても 大きな坊や
あたしは あんたの お袋でいい

男よひとりで ひとりで眠れ
そんなに何処かに 行きたいならば
今では帰れぬ あの駅舎(えき)の
昭和の汽笛が 迎えに来るよ
ねんねんころり さあ ねんね
お酒を呑んだら 泣き虫坊や
あたしは あんたの ふる里でいい

ねんねんころり さあ ねんね
幾つになっても 大きな坊や
あたしは あんたの お袋でいい
あたしは あんたの お袋でいい
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